人間力を高める 一般社団法人 人間塾


vol.93「泣きたくて、笑いたくて。」

「泣きたくて 笑いたくて ホントの自分
ガマンして伝わらなくて
君は誰のために生きているの?」
キマグレン LIFEより

しくじり先生という番組を見ていた時に
この歌が生まれた理由を知った。

この歌詞にある
泣きたくて、笑いたくてという気持ちが
今、痛いほどわかる。

とある大きなプロジェクトの趣旨に
これは絶対すごいものになる!と
その仕事の船に乗り込んだのがおよそ1年前。

しかし、その船の航海は嵐だらけ。

進めば下がる。
先に進めたいのに進まない。

伝えたい事は山ほどあって
勇気をもって伝えても全く伝わらない。
そんな日々が続き、
何のために頑張っているのだろう?と
夜な夜な吐き気に襲われたこともあった。
内臓が体から全部出て困っている夢もみた。

泣いてしまいたいけれど
泣いてすむ問題でもないし、
笑いとばしてしまいたいけれど
笑えないことばかり起こる。

正直、船から降りて逃げて楽になりたい。
いやいや、ここで降りてたまるか。

逃げ出したいのがホントの自分なのか?
やり遂げたいのがホントの自分なのか?

両方自分なのに自分がわからない。

誰かのために船に乗っているわけでもない。
誰かに船に乗せられているわけでもない。

誰のせいでもなく自分で決めたことだから苦しい。
だから、今は苦しみをあえて楽しみに変えていく
ことに徹している。
心の中では泣きたいし、笑いたいでいっぱいだ。

いつかの到着地。
本物の涙を流して泣いて笑うのだと思う。

自分で決めた大きな決断を貫くことは
半端な気持ちじゃできません。
簡単に進めば棚からぼた餅の儲けもの。
現実は、
過酷な現実が続くのが当たり前なのかもしれません。

筆者:一般社団法人 人間塾
人生学認定講師 木下 暁子(きのした あきこ)
http://www.ningenjuku.net/qualified-list/

発行人: 一般社団法人 人間塾 代表理事 小倉 広(おぐらひろし)
http://www.ningenjuku.net/company/
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人生学認定講師の木下暁子です。
最後までお読み頂き有難うございました。

11月初め、山の初冠雪を見てもう冬がきたと
驚きました。
あぁ、綺麗だなと思い、あぁ、嫌だなと思う
この矛盾。

ただ、厳しい寒さの中にも美しさがあるのだなと
自然から最近学んだように思います。
生きることもまた同じで、
美しいと感じられるのは、
全体を見て初めて気づくことのようで
いかに一歩引いてみることの大切さを、
心に余裕を持つことの大切さを、
教えられている気持ちになりました。


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