人間力を高める 一般社団法人 人間塾


vol.91「何もしなければ何もかわらない」

力足らざる者は中道にして廢(はい)す。
今女(なんじ)は畫(かぎ)れり。
『論語』

これは『論語』雍也篇にある言葉です。

あるとき弟子の冉求(ぜんきゅう)が孔子にこう言います。

「先生の説かれる道を喜ばないわけではないのです。
ただ私にはそれを実行するだけの力が足りないのです」

これを聞いて孔子が冉求に言った言葉が上記の言葉です。

「力が足りないかどうかは、やってみなければわからない。
力の足りない者は中途で倒れるまでのことだ。
今お前は、はじめから見切りをつけてやろうとしないだけではないのか」

私が長を務める組織のメンバーが失敗を恐れて前に進めないとき、
私はこの言葉を胸に秘めてこう伝えます。

「できない理由をいくつ考えても結果は出ないよ。
実行するから答えが出るんだ。
どうせ後悔するなら、やらずに後悔するより、やって後悔する方を選ぼう」

本当は誰だって失敗はしたくないものです。

私もかつて大きなプロジェクトで壁にぶつかり、
行動することが怖くなってしまったことがありました。

そのとき、私の恩師でもある当時の上司からこう言われたのです。

「成功の反対は何だと思う?
それは失敗ではない。
何もしないことだよ」

その言葉で私は目が覚めました。

何もしなければ何も変わらない。

失敗は行動した結果であって、
実は失敗すればするほど成功に近づいているのです。

途中で諦めるから失敗が確定してしまう。

あと一回チャレンジすれば成功したかも知れないのに。

一度しかない人生です。

自ら見切りをつけることだけはしたくないですよね。

筆者:一般社団法人 人間塾
人生学認定講師 清水 裕一(しみず ひろかず)
http://www.ningenjuku.net/qualified-list/
発行人: 一般社団法人 人間塾 代表理事 小倉 広(おぐらひろし)
http://www.ningenjuku.net/company/
——————————————————————————————
編集後記
認定講師の清水裕一です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

今回取り上げた言葉は『論語』の一節です。

『論語』は、親と子、夫婦、恋人同士、友人同士、上司と部下、同僚などなど
ありとあらゆる人間関係に悩む人に、解決のヒントを与えてくれる
「人生の教科書」です。

私はかつて仕事上で大きな挫折を味わいました。

そして『論語』に救われました。

そんな経験から、もっと『論語』の素晴らしさに気づいてもらいたいとの想いで、
現在私は、東京・大阪・名古屋で『論語』の読書会である
「潤身読書会」を主催しています。

事前知識不要、手ぶらで結構です。
『論語』にご興味のある方は、是非ご参加ください。

<東京>
 
第11回東京潤身読書会
日時:10月29日(土)9:00~12:00
  場所:浜町メモリアル
(都営地下鉄新宿線「浜町駅」下車 A2出口 徒歩4分)
  https://www.facebook.com/events/958350844277094/

第12回東京潤身読書会
日時:11月3日(祝)13:30~16:30
  場所:浜町メモリアル
(都営地下鉄新宿線「浜町駅」下車 A2出口 徒歩4分)
  https://www.facebook.com/events/1400214960008612/

<大阪>

第11回大阪潤身読書会
日時:12月4日(日)10:00~16:30
  場所:第6松屋ビル
(地下鉄谷町線/中央線「谷町四丁目」駅 徒歩4分 8番出口)
  https://www.facebook.com/events/906095536190943/

<名古屋>

第33回潤身読書会
日時:11月11日(金)18:00~20:30
  場所:文化のみち双葉館
  https://www.facebook.com/events/1750786791846868/

筆者:一般社団法人 人間塾
人生学認定講師 清水 裕一(しみず ひろかず)
⇒ http://www.ningenjuku.net/qualified-list/

発行人: 一般社団法人 人間塾 代表理事 小倉 広(おぐらひろし)
⇒ http://www.ningenjuku.net/company/


利用規約