人間力を高める 一般社団法人 人間塾


vol.84「小さな幸せ、ありがとう」

人間の幸福というのは、
滅多にやってこないような
大きなチャンスではなく、
いつでもあるような、
小さな日常の積み重ねで生まれる。

<ベンジャミン・フランクリン>

「人生学」講座にある「幸福の7原則」のひとつとして
「小さな徳を積み重ね損を選ぶ」というものがあります。

講座のなかでは、誰にも言わずにこっそり徳を積む陰徳(いんとく)の実践を、
ごく自然に習慣化できるようになることをみなさんにお勧めしており、
私自身もまた日々実践しています。

今日は、この実践を通して私が感じた気持ちの変化について、
お話ししたいと思います。

私が習慣化して日々実践している小さな徳のひとつに
「信号を守る」というものがあります。そうです。
幼稚園児でもできる「赤信号で止まる」という実践です。

もちろん、みなさんと同じように日頃は信号無視なんてしないのですが、
とても先を急いでいる時や真夜中で車がまったく走っていない交差点を
横断する時など、つい赤信号を無視してしまうことがありました。
だから、それをやめようと決めたのです。

この実践を始めた頃は、赤信号で止まっている私の横を、
車がまったく通っていないからという理由で平気な顔をして横断する人がいると、
「おーい、赤信号だゾ!」と注意してやろうかと何度も思いました。
自分はまじめにルールを守っているのに、相手はルール違反をしている。
なんだか自分だけが損しているような気持ちがして腹立たしくなったから
でしょう。
自分勝手な正義感を相手に振りかざしたところで、何にもならないことぐらい
わかっていながら、信号無視をする人を見るたびに、
いつもそういう気持ちになっていました。

ところが、この実践を何ヶ月か続けていくうちに、段々と私自身の気持ちに
変化が起きてきました。
それは、信号無視をする人を見ても、あまり腹立たしいとは思わなくなったのです。
どちらかというと、周りに居る人たちの行動に対して、気にならなくなってきたの
です。

今までの私は、自分の周りの人たちを注目していました。
ところが日々の実践によって、いつしか自分自身に注目を向けるように
なっていたのです。

たとえば、朝の出勤で急いでいる時。

横断歩道を渡るタイミングで青信号が続くと
「日頃から信号を守っているから、急いでいる時に青信号になった」と感謝し、
逆に赤信号で待たされると「これは急ぐなかれとの戒めだ」
と逆に感謝するようになっていたのです。

この気持ちの変化には、自分自身でも驚きました。

今まで信号無視をする人を見るたびにイライラして心の中に
不平不満を溜め込んでいました。でも、今では、信号の色が何色であろうとも
心の中は感謝の気持ちになり、日常生活のなかで清々しく思える瞬間が
たくさん増えたのです。
それによって、イライラすることも少なくなったように思います。

みなさんも、自分なりの「小さな徳を積み重ね損を選ぶ」を見つけてみるのも、
いいかもしれませんね。

筆者:一般社団法人 人間塾
人生学認定講師 鈴木 博史(すずき ひろし)
http://www.ningenjuku.net/qualified-list/

発行人: 一般社団法人 人間塾 代表理事 小倉 広(おぐらひろし)
http://www.ningenjuku.net/company/

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編集後記

認定講師の鈴木博史です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

このメルマガが発行されるころは、オリンピックが開幕していることでしょう。

ロンドン五輪は金7個、総数は過去最多の38個。
日本オリンピック委員会(JOC)は今回
「金14個、総数では30個以上」を目標に掲げているそうです。

また、リオ五輪の日本選手団は、男子167人、女子164人の計331人とのこと。
国外開催では北京五輪に次ぐ史上2番目の規模らしいです。

はたして、リオ五輪ではメダルを何個獲得できるか、とてもたのしみですね。

ガンバレ、ニッポン!!


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