人間力を高める 一般社団法人 人間塾


vol.82「ひとつひとつ」

“変われない”のではない。
“変わらない”という決断を自分でしているだけだ
~アルフレッド・アドラー

北海道の赤平という町で、ロケットを作っている植松さんという方がいらっしゃいます。
小学校の教員に「夢を言ってごらん」と言われて「ロケットを作る事」と正直に話したら、
「夢みたいなことを言うな」と怒られたとき、
「夢を言えと言ったじゃないか。」と幼心に矛盾を感じたそうです。

“どうせ無理”

この言葉を私は何度繰り返してきたでしょうか。
そして子供の頃はそんな事考えたこともなかったはずなんです。
「無理」か「無理じゃない」ではなくて、
「やりたいか」「好きか」「楽しそう」か。

私の幼稚園の卒園アルバムには“ピアニストかバレリーナになりたい”と書かれていました。
小学校の時には“小学校の先生”と書かれています。
この夢が、私の“最後の夢”です。

初等科教育のある大学の付属高校に進むまでは、
それ以外の夢を見たことがありませんでした。
“小学校の先生になる”
この夢へ一直線に進んでいたはずなのに、今は、一般企業に勤めています。
教員免許も持っていません。
私は、あきらめたのです。自分の夢を。

この度私は禁煙をすることにしました。

“どうせ無理”
を辞めてみたのです。

「すべての選択は自分なんだよ。
人生を自分で決めていることをいい加減に認めなよ。」

煙草をやめるとかやめないとか決めきれず、うじうじしている時に、
尊敬する女性に言われたことがきっかけでした。

「淳子は煙草を吸うということを自分で決めているのだから、それでいい。
それに“いかにも”な正当な理由をつけようとするからめんどくさい事になるのよ。」

なるほど。

ならば、自分で“やめる”と決めたら、それは現実になるのですか?

そうよ。

そうか。
ならばやってみよう。
ある種、“実験”のような気持ちでスタートを決めました。

【本当に人生は自分の決断で変わるのか。】

吸いかけだった、まだ封を切ったばかりの煙草を手に、
「今までありがとう。でも、これからの私の人生にあなたは必要ないわ」
と言ってゴミ箱に捨てました。

灰皿を綺麗に洗って台所の奥にしまい、ライターを全て集めて捨てました。

結果、今年の1月1日から今日まで、一本も煙草は吸っていません。

自分でもびっくりするくらいにスムーズに煙草を手放すことが出来ました。

【本当に人生は自分の決断でかわるのか。】

実験は続きます。
今年はずっと逃げていた国家試験に本気で受かりに行こうと思っています。

筆者:一般社団法人 人間塾
人生学認定講師 鈴木 淳子(すずき じゅんこ)
http://www.ningenjuku.net/qualified-list/

発行人: 一般社団法人 人間塾 代表理事 小倉 広(おぐらひろし)
http://www.ningenjuku.net/company/

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編集後記

認定講師の鈴木淳子です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

25年位の喫煙者でしたので、正直今でも煙草を吸いたくなりますし、
今でも本当に手放せたのか自分で自分を信じられていないです。

でも、現実は“吸っていない”のです。

思いも大切ですが、行動が、現実が大切。

ひとつひとつ自分の人生を変えていきます。


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