人間力を高める 一般社団法人 人間塾


vol.68 「 苦しいこと」

vol.68「 苦しいこと」

絶対不可避なる事は、即絶対必然にしてこれ「天意」と心得べし    
~ 森信三 ~

小学校の頃に、いつも遊んでいた友達たちの様子が急に変わった。
私が話しかけても、何の反応もせず、目線も合わせようとしない。
無視。そう、私はある日を境に急にいじめの対象になったのだ。

辛かった。心がぎゅっとつぶされるような感覚。

その時にはどうしようもなく苦しかったのだけれども、今はその体験が
出来たことは、私の中の大切な一部になっている。

あの時の経験があるからこそ、人を傷つけたくないと思えた。
あの時の経験があるからこそ、人の心と向き合う仕事がしたいと思えた。
あの時の経験があるからこそ、助けてくれる人の存在と温かさを
知ることが出来た。

自分にとってあの時期は逆境だったけれど、
それがあるからこそ出会えたものがある。

過去は変わらないけれど、過去への意味付けは変えることが出来る。

こう考えることが出来るようになって、とても楽になった自分がいた。

最善感。この世で自分の身に起こることには意味があり
最善である、ということ。

これは無理に前向きな意味づけをすることとは異なる。
そうではなく、受け入れるという事。
自己肯定ではなく自己受容。

これからも色々なことが起こるだろう。苦しい事もたくさんあるだろう。
けれど、それは私が生きているからこそであり、かけがえのない
体験であるということ。

『それでも人生にイエスと言う』のなかでフランクルはこう述べている。

「私たちはさまざまなやりかたで、人生を意味のあるものにできます。
活動することによって、また愛することによって、そして最後に
苦悩することによってです。」

苦悩に対して私たちは応えていく。その態度が、人生の意味にもなる。
そして、一人一人どんな人間でもそうなのだ、と感じられたとき、
私の心は他者向けて大きく開かれる。

いつもいつも感じられるわけではない。けれど、迷ったとき、苦しい時には
この言葉に立ち返りたいと思っている。

自分という一度きりの人生を生きるために。

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筆者:一般社団法人 人間塾
人生学認定講師 川田 浩也(かわた ひろや)
http://www.ningenjuku.net/qualified-list/

発行人: 一般社団法人 人間塾 代表理事 小倉 広(おぐらひろし)
http://www.ningenjuku.net/company/
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こんにちは。

人生学認定講師の
川田 浩也です。

お読み頂きありがとうございました。

苦しみにも意味がある。
そう知った時には大きな衝撃を受けました。

幸せになるのが人生の目標だと思っていたからです。

この世の中に苦しみは確かにある。

しかしながら、出来るだけ苦しまない工夫は出来る。
苦しみをどうとらえるか、また苦しみが生じるような環境をいかに少なくするか。
そんなことを考え、また実践していく事がよい世の中に繋がっていくと思います。

すでに日本は大きな変化の時期に突入しています。

今、日本は年間どれくらい人口が少なくなっているかご存知ですか?

27万人です。

これは東京都の目黒区と同じくらいの人数です。
毎年毎年、これが続いていくわけです。

地域包括ケアという言葉があります。地域で一人一人が自分らしく
暮らし続けていける環境づくりの取り組みが始まっています。
これは、専門職だけで成り立つものではありません。
その地域に住んでいる一人一人がお互い様の関係を作ることが重要になってきます。

このような課題に取り組んでいく事も、苦しまない環境づくりの一つだと思い
活動しています。

<人生2級験講座>
4月24日(日)
人生学2級講座 

■場所:栃木県鹿沼市
オフィスC セミナールーム
(参加者に詳細をお伝えします)
■時間:10:00~17:00

■参加費:24,840円(税込み)
(当日、現金でお支払いください)

■お申込みフォーム
https://mielca.com/mielca_ogurahiroshi/PublicSeminar.aspx?gId=1&sId=1&eId=231

■ブログ【オフィスC 川田の「ボチボチいきましょう」】
 ⇒ http://ameblo.jp/okabancho/


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