人間力を高める 一般社団法人 人間塾


vol.32「不完全さを認める」

vol.32「不完全さを認める」

世渡りでは、あまり潔癖すぎてはならない。
汚れやけがれまで、すべて腹に納めていくだけの度量を持ちたい。
人間関係では、好き嫌いの感情を表に出し過ぎてはならない。
善悪や賢愚を問わず、みな受け入れていくだけの包容力を持ちたい。
【菜根譚 前集186 「清濁併せ呑む」】

相手の欠点が目に付き批判してしまうなんてこと、日常でよくありませんか?
なんでこんなことやらかすの?
ここを直せばもっと良くなるのに!とイライラ。
ついつい言い方がキツくなってしまう。

私自身ですが、本当に、本当に、大未熟者です。
とにかく、いつもバタバタしています。
要領が悪いのか、優先順位が付けられないのか、
いや両方かと思うのですが、、、。

例えば待ち合わせ。
決まった時間の30分前に現地に着いているはずがギリギリ。
忘れ物や忘れ事も多い。
ケアレスミスも日常茶飯事。
と、欠けた部分だらけです。
自分なりに工夫はしていますがなかなか出来なくて、
小さい頃から苦労しています。
私の頭は、この機能が弱いようです。

10年ほど前の上司で、こんな私の特徴をよく理解してくれる人がいました。
「はせかよさん。作ってくれた報告書なんだけど、
何箇所か誤字があるんだよね。」
「はい、、、。申し訳ありません。」
「そっか。見直しはした?」
「はい、打ち出しして、何度も見たんですが、まだあったんですね。」
「うん。仕方ないね。まぁ、いつものことだからね。」
必ず事実を伝えられて注意はされますが、
さりげなくコントロールしてくれたり、フォローをしてくれます。
「でも、なんとかしないとね。もう少し早めに声かけて。チェックするから。
僕はこういうこと得意だから。」
「申し訳ありません。」
「いや、それよりも、君は発想力もあるし、スピードも速い。
苦手なことをさせて、そのいいところを消したくないんだ。
僕は逆に、そういうことが得意じゃない。いつも助けてくれてありがとう。
それより、昨日お願いした、教育プラン案の話を聴かせてくれないか?」

本当にありがたかったです。
私も私の得意な部分で協力したい。精一杯、上司に協力しよう。
自然とそんな気持ちになりました。
自分の仕事に情熱を持ちつつ、人にお願いをしながら、
協働で仕事をすることを覚えました。

私は、コールセンター運営会社のトレーナーとして、
7年間で約700人の方の育成に関わりました。
社内や社外の教育案件には必ず声がかかり、仕事を任されるようになったのも、
この上司のおかげです。

自分も不完全だと知り認めると、
不完全な自分を助けてくれる人のありがたみが身に染みてわかります。
相手の欠点や不完全であることを、どうして責めることができましょうか。

欠点を見つけたら、批判をするのではなく、
自分がその人の欠点をフォローさせていただけることはないか、
と考え関わる。
そんな心の余裕をもてる人間になりたいものですね。

筆者:一般社団法人 人間塾
人生学認定講師 長谷 香代子(はせ かよこ)
⇒ http://www.ningenjuku.net/qualified-list/

編集後記

認定講師の長谷香代子 こと はせかよです。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

最近、「ありがとう日記」というものをつけています。
一日の始まりと終わりに、感謝の気持ちを綴る日記です。
これから始まる一日や、一日を振り返り、周りの人や事物に対して。
全てを感謝という視点から捉え直すのです。
すると、「ああ、今日は〇〇さんに対して、イライラしてしまった。
そうか、私はこういうことに期待をしていたんだ。だからイライラしたんだ。」
と、客観的に捉えることが出ます。
また、自分に対して「一日頑張ったね。ありがとう。」と声をかけると、
疲れた心身が癒されていくのがわかります。
自分に余力を持たせてあげ、周りに感謝をすることを常日ごろから意識を
するようにすると、
このメルマガの、「清濁併せ呑む」ということも少しずつできるようになります。
全ては感謝から始まる。
人生学講座でも、感謝のパワーについてお伝えしています。

●人生学体験講座
受講費用:3000円(税込)(テキスト代を含みます)
●人生学2級講座
受講費用:24,840円(税込)(テキスト代含みます)
□近日中の講座情報はこちら
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